バイエルンと個人合意に達したとされるフンメルス [写真]=VI Images via Getty Images
日本代表MF香川真司所属のドルトムントでプレーするドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、バイエルン移籍で合意した。25日付のドイツ紙『ビルト』が報じている。
バイエルンの下部組織で育ったフンメルスは、2008年1月にドルトムントへ加入。昨シーズンからはキャプテンを務めている。マンチェスター・Cやバルセロナをはじめとする多くのビッグクラブから関心を寄せられており、本人も今夏の移籍を示唆するなど、動向に注目が集まっていた。
そして同紙によれば、古巣であるバイエルンとフンメルスがすでに4年契約で合意に至ったという。あとはクラブ間での交渉を残すのみで、移籍金は2400万ポンド(約39億円)程度になるとみられている。
ドルトムントは2013年にドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、2014年にポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキをバイエルンへ放出。優勝争いのライバルへ主力選手が移籍したことで、ファンからは批判の声が上がった。今回も取引が実現すれば、同様の声が聞かれる可能性が高い。
ドルトムントは同選手のほか、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンやアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンなどにも移籍報道が出ており、主力選手の去就が不透明な状況になっている。
By サッカーキング編集部
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