ユヴェントスからバイエルンにレンタル移籍中のコマン [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンに所属するフランス代表MFキングスレイ・コマンが、自身の将来について言及した。20日、ドイツ誌『ビルト』が伝えている。
同誌によると、昨夏ユヴェントスから2年間のレンタル移籍でバイエルンに加入したコマンは、母国メディアに対して「成功に満ちたキャリアを歩む選手の多くは、あまり移籍をしていない。僕はこの年齢だけど、すでに世界トップレベルに属する3つのクラブでプレーしてきた。このあとのキャリアをずっとバイエルンで過ごすことに、なんら問題はない」と語り、現在19歳という年齢ながら、「バイエルンで引退する」という将来像を描き始めている様子。
なお、ユヴェントスとバイエルンが結んだ同選手のレンタル契約には、2100万ユーロ(約26億5000万円)での買い取りオプションも含まれており、複数ドイツメディアによると、バイエルンは2017年夏のレンタル期限終了後に同オプションを行使することが濃厚だという。
スピード溢れる縦への突破を武器とするコマンは、元フランス代表MFフランク・リベリー、オランダ代表FWアリエン・ロッベン、ブラジル代表MFドゥグラス・コスタなど、名だたるサイドアタッカーたちとポジションを争いながらも、年明け後のブンデスリーガ10試合のうち8試合で先発出場している。
また、16日に開催されたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのユヴェントス戦でも、後半途中からピッチに立つと1ゴール1アシストを含む3得点に関与。古巣相手に大逆転勝利を演出するなど、バイエルンの主力として急成長している。
By サッカーキング編集部
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