ドルトムントに所属するMF香川真司 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドルトムントでプレーする日本代表MF香川真司が、東日本大震災から5年を迎えた2016年3月11日にブログ(http://lineblog.me/kagawa/)を更新し、自身の想いをつづった。
中学校入学と同時に、生まれ故郷の兵庫県を離れて宮城県仙台市に本拠地を置くFCみやぎバルセロナに加入した香川は、「東日本大震災から5年が経ちました。東北は自分の第二の故郷で、プロになるうえで一番大切な時間を過ごした場所です」と、東北に対する特別な想いを述べた。
そして「僕が出来る事は、子どもたちに夢を与え、ともに活動をして行く事だと思います。これからも自分の出来る事を少しずつですが継続的にして行きたいと思います」と続けると、「震災後は毎年東北に行かせてもらっていて、2012年からはKIRINさんが行っている『JFA・キリン スマイルフィールド』の活動に参加させて頂いています。毎回小学校に行ってサッカーや運動をするのですが、いつも子どもたちからパワーをもらっています。サッカーをしたことがない子どもたちもいる中で、初めは消極的になってしまう子も最後には笑顔で楽しんで運動している姿を見ると改めてサッカーやスポーツの力を感じることができます」と、復興支援活動を通して、自身も子どもたちから力をもらっていると明かしている。
また、「現在、復興支援プロジェクトの『チームスマイル』のアンバサダーに就任させて頂き、エンターテインメントを通じて東北を盛り上げていきたいと思っています」と今後も東北を支援していく決意を述べると、「僕が今サッカー選手としてプレーできているのは、東北での日々があったからだと思っているので、これからも継続的に東北のため、子どもたちのための活動をしていきたいと思っています」と締めくくった。
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