ドルトムントでプレーする香川 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第20節が6日に行われ、ドルトムントは日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、0-0で引き分けた。同クラブを率いるトーマス・トゥヘル監督が、試合で日本代表MF香川真司をベンチ外とした理由を明かした。6日付のドイツ紙『ルール・ナハリヒテン』が報じている。
背番号を「23」に変更して今シーズンを戦う香川は、ここまでリーグ戦18試合に出場し4ゴール6アシストを記録している。しかし、ドイツ誌『キッカー』などで予想スタメンに名を連ねながらも、ヘルタ・ベルリン戦では招集メンバー外となり、今シーズンのリーグ戦で初のベンチ外となった。
香川がベンチ外となった理由を問われたトゥヘル監督は、「我々は16名しかフィールドプレーヤーを選べない」と、メンバーの多数がコンディション不良であることを理由に挙げ、招集メンバー外としたことを説明した。香川の代わりにベンチ入りを果たしたドイツ人MFモリッツ・ライトナーに関してトゥヘル監督は、「上向きである」とコメントし、コンディションの良さを強調。なお、同選手はヘルタ・ベルリン戦で出場機会は無かった。
シーズン序盤はフル出場が多かった香川も、リーグ第13節のハンブルガーSV戦以降は途中交代が多く、プレー時間が減少してきている。トゥヘル監督の中で、香川の序列が変化しているのか。今後の起用法に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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