ボルシアMG戦に出場したFWキースリンク [写真]=Bongarts/Getty Images
レヴァークーゼンに所属する元ドイツ代表FWシュテファン・キースリンクが、突然の移籍希望から一転、同クラブ残留を決心したようだ。17日付のドイツ紙『ビルト』が報じている。
12日に行われたブンデスリーガ第16節ボルシアMG戦で開幕戦以来となるゴールを含む2得点2アシストの活躍を残したキースリンク。しかしながら、今シーズンはメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスの加入もあり、ここまでフル出場は7試合に留まっている。
キースリンクはボルシアMG戦の後、「キャリアを終える時に自分の歩みを振り返るだろうけど、僕はまだサッカーを楽しみたいんだ」と、出場機会増加のため移籍をほのめかす発言を残した。
しかし、これを聞いたレヴァークーゼンSD(スポーツディレクター)のルディ・フェラー氏は、「これまでの状況は、彼にとって簡単なものではなかっただろう。しかしシュテファンは素晴らしい男で、あのようなクオリティを持つ選手を他に出すわけにはいかない」と、同選手と話し合いをする意向を示した。
同紙によると、その後チームマネージャーであるヨナス・ボルト氏、フェラーSD、キースリンクによる3者面談が行われ、同選手はレヴァークーゼンに残留することを表明。同SDは「私の願いは、シュテファンがキャリアを終えた後もここに残ってくれることだ」と、引退後のセカンドキャリアにも話題が及んだと見られている。
レヴァークーゼンは19日、年内最後の試合となるブンデスリーガ第17節インゴルシュタット戦にアウェーで臨む。
By サッカーキング編集部
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