ホッフェンハイム戦に出場したヘルタFW原口元気(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第13節が22日に行われ、日本代表FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンとホッフェンハイムが対戦した。
ヘルタは前節、日本代表のMF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーに3-1で勝利を収めて4位に浮上。今節は、未だ1勝で17位(前節終了時)に沈むホッフェンハイムをホームに迎えて、今シーズン7勝目を狙う。17日に行われた日本代表のカンボジア戦でフル出場した原口は、中4日の同試合で12試合連続の先発出場となった。
前半はヘルタが主導権を握る。雪が降り始めた17分、右サイドの原口からのクロスに、中央のサロモン・カルーが左足で合わせるが、枠を大きく外す。19分にはセカンドボールを拾った原口が、ペナルティエリア内右からループシュートで狙うが、相手GKにキャッチされた。
雪が次第に強まり、ピッチが白く染まる中、ヘルタが30分にラッキーゴールで先制する。右サイドで原口が獲得したFKから、マルヴィン・プラッテンハルトがペナルティエリア内中央へボールを供給。ニアサイドのホッフェンハイムMFオイゲン・ポランスキが頭で触ると、バッグヘッドの形でボールは自陣の左ポストに当たりゴールへ吸い込まれた。大雪の中、ヘルタがオウンゴールで1リードを得て、前半を折り返す。
後半入り、前半と変わって雪は止むが、ヘルタが守備的になり膠着状態が続く。終盤に突入し、同点を狙うホッフェンハイムは81分、右CKのショートコーナーから、ニアサイドのエドゥアルド・バルガスが強烈なヘディングシュートを放つが、わずかに枠の右に外れた。
試合はこのまま終了。ホームのヘルタがオウンゴールの1点を守り切り、1-0の勝利を収め、今シーズン7勝目で4位をキープした。一方、敗れたホッフェンハイムは4試合連続で無得点で最下位に転落。なお、原口はフル出場を果たした。
ヘルタは次節、28日にアウェーでバイエルンと対戦。ホッフェンハイムは同日にボルシアMGをホームに迎える。
【得点者】
1-0 30分 オウンゴール(オイゲン・ポランスキ)(ヘルタ・ベルリン)
By サッカーキング編集部
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