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香川、開幕11戦連続の先発出場…ロイス2発のドルトムントが敵地で快勝

2015.11.01

ブレーメン戦でロイスの先制点を喜ぶドルトムトの選手たち [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 ブンデスリーガ第11節が31日に行われ、ブレーメンと日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが対戦した。

 ドルトムントは、25日に行われた前節のアウクスブルク戦で5-1の勝利を収めると、その3日後に行われたDFBポカール2回戦のパーダーボルン戦では7-1で完勝。ここ2試合で12得点と、攻撃陣が勢いに載っている。今節は、ここまでわずか3勝で14位に沈むブレーメンとアウェーで対戦。パーダーボルン戦で公式戦通算6得点目を決めた香川は、リーグ戦11試合連続の先発出場で、2試合連続ゴールに期待がかかる。

 試合はドルトムントが先制に成功する。9分、イルカイ・ギュンドアンのスルーパスで、ヘンリク・ムヒタリアンがペナルティエリア内右に抜け出し、鋭い折り返しを供給。相手GKが弾くが、こぼれ球をファーサイドのマルコ・ロイスが流し込んでゴールネットを揺らした。ロイスはリーグ戦3試合連続ゴールで通算6得点目となった。

 香川は、26分に自陣エリア内右の深い位置まで戻り、相手選手の折り返しをブロックし、守備で貢献。すると30分には、ロイスのスルーパスに反応し、エリア内中央でシュートを放つが、相手選手にブロックされた。

 失点後、攻勢に出ていたホームのブレーメンは32分に追いつく。右サイドでのダイレクトプレーから、フィン・バルテルスがエリア内右に抜け出して、マイナスの折り返しを入れる。フロリアン・グリリッチュがダイレクトでシュートを放つが、ゴールライン上にカバーへ入ったマティアス・ギンターにブロックされる。だが、このこぼれ球をアンソニー・ウジャーが押し込み、同点ゴールを挙げた。

 しかし44分、FKの流れから、左サイドにいたマッツ・フンメルスが右足のアウトサイドでクロスを入れると、ファーサイドのムヒタリアンがダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。ドルトムントが再びリードを獲得し、前半を折り返す。

 後半に入ってドルトムントは、ピエール・エメリク・オーバメヤンがフリーでのチャンスを2度外してしまうものの、ロイスのゴールで嫌な流れを断ち切る。72分、ムヒタリアンのスルーパスでエリア内右に抜け出したロイスが、落ち着いてGKとの1対1を沈めて、リードを2点に広げた。

 ドルトムントは76分、パク・チュホとロイスを下げて、マルセル・シュメルツァーゴンサロ・カストロをピッチに送り出した。84分には主審が負傷した模様で、第4審判と変わるアクシデントも発生。ドルトムントはその間に、ギュンドアンを下げて、ウカシュ・ピシュチェクを投入した。

 香川も終盤にチャンスを作るが、得点には繋がらず。試合はこのまま終了し、ドルトムントが敵地で3-1の勝利を収めた。これでリーグ戦3連勝。公式戦では4試合連続で3点以上を奪う結果となった。なお、香川はフル出場を果たしている。
 
 ブレーメンは次節、11月8日にアウェーでアウクスブルクと対戦。ドルトムントは、5日に行われるヨーロッパリーグ・グループステージ第4節のガバラ戦をはさんで、8日にリーグ第12節で、DF内田篤人が所属するシャルケとの“ルール・ダービー”に臨む。

【スコア】
ブレーメン 1-3 ドルトムント

【得点者】
0-1 9分 マルコ・ロイスドルトムント
1-1 32分 アンソニー・ウジャー(ブレーメン
1-2 44分 ヘンリク・ムヒタリアンドルトムント
1-3 72分 マルコ・ロイスドルトムント

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By サッカーキング編集部

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