ケルン戦に勝利し開幕10連勝を達成したバイエルン [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第10節が24日に各地で行われ、バイエルンはFW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンに4-0の大勝を収めた。開幕からの連勝を10に伸ばしたバイエルンは、欧州主要5大リーグで開幕10連勝を達成した史上4番目のクラブになったようだ。25日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。
同紙によると、これまで開幕10連勝を達成したクラブはトッテナム、マンチェスター・U、ローマの3クラブ。バイエルンはブンデスリーガで初めて同記録を達成したクラブとなった。
1960-61シーズンに開幕11連勝を達成したトッテナムは、マンチェスター・Cと1-1で引き分けたことで連勝がストップ。しかし結局、リーグ戦とFAカップを制覇し、20世紀初のシーズン2冠を達成したクラブとなった。
マンチェスター・Uは1985-86シーズンに開幕10連勝。しかし、終盤戦の失速でリーグ戦は4位に終わり、カップ戦でも早々に敗退した。翌シーズンにアレックス・ファーガソン氏が監督に就任し、以後27年間指揮を執り続けた。
また、2013-14シーズンに開幕10連勝を記録したローマもリーグ制覇はならなかった。セリエAで最多勝ち点「102」を獲得したユヴェントスが優勝し、ローマは勝ち点差「17」の2位に終わっている。
バイエルンは現在リーグ戦で首位に立ち、2位ドルトムントに勝ち点7差をつけている。55年ぶりに「開幕10連勝」を記録して優勝するクラブが現れるのか、バイエルンの今後に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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