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圧巻の活躍見せた香川がチームのプレーに自信「魅力的なサッカー」

2015.10.26

ロイスのゴールを祝福する香川 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第10節が25日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはアウクスブルクに5-1と快勝した。この試合にフル出場し、4ゴールに絡む活躍を見せた香川が試合後のインタビューに応じている。

 ドルトムントは18分にガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールで先制。この得点が試合の行方を左右したと考える香川は、「完勝みたいになりましたけど、こういうゲームは先制点と2点目を取るまでが苦労しますし、逆に取れないとどうなるか分からないので、そういう意味で先制点を取れたことは大きかったですし、そこから立て続けにゴールに繋がったので良かったです」と振り返った。

 チームの2点目は「ああいう切り返しはすごく好き」と自ら語る巧みなターンで左サイドを突破した香川のクロスに、ドイツ代表MFマルコ・ロイスが飛び込んで生まれた。「相手が寄せてくるときに手を上手くいれてブロックできた。そこが僕のなかでは今日、一番嬉しかった。手の使い方というのは、やっぱり意識している。今日は自然と身体がついてきていたから、個人的にはそこがアシストよりも嬉しかったです」と、思い通りのプレーができたことを喜んだ。

 試合後にドイツ紙『ビルト』が「偉大なロイス&香川ショー」というタイトルの記事で試合結果を伝えたように、ドルトムントの3点目も香川とロイスの見事なコンビネーションから決まった。同選手との関係については、「すごく良い連携がとれていると思いますし、結果につながったことが今後にとって何より大きなことかなと思います」と確かな手応えを掴んでいる様子。

 そして、リーグ戦10試合を終えた現時点での自分自身の評価を問われると、「ここ3試合勝ち続けている中でチームの質も上がってきているので、さらにこの質を上げていきたいですし、やはりもっと向上していきたい気持ちも強い。満足感は特にないですし…向上していきたいと言う気持ちが強いです」と、さらに改善していきたいと主張した。また、アシストが多く、得点が少ないことに関して、「そこは一つの課題だと思っている。シュート練習だったり、そういうところで取り組んでいくしかないので、しっかり練習して自信やイメージを拡げていけたら上手く試合に通じると思います」と語った。

 今シーズンから指揮を執るトーマス・トゥヘル監督については、「戦術に関してすごくわかりやすく伝えてくれる」と話すと、「上手く行かない時のボールの回し方であったり、動き方を、映像を使いながら(伝えてくれる)。相手のウィークポイントとストロングポイントを含めてそういうところも的確に伝えてくれるんで、すごく良いイメージを持って試合に入れますし、選手としてはすごくやりやすいです」と具体的に説明。続けて、「やってるサッカーも魅力的で本当に充実している。練習からすごくいい形で入れていますし、監督からの信頼も感じるので、僕も毎試合結果を残して行きたい。もっと向上していきたいと思います」と充実感を見せ、さらなる活躍に意気込んだ。

 ドルトムントは、28日にDFBポカール2回戦でパーダーボルンと、31日に行われる次節でブレーメンと対戦する。

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By サッカーキング編集部

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