シャルケのマネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
DF内田篤人が所属するシャルケのホルスト・ヘルトMG(マネージャー)が同クラブを退団する可能性が浮上した。19日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。
同紙によれば、シャルケのクレメンス・テンニース会長らは2016年まで契約が残っているヘルト氏をマネージャー職から降ろし、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツのクリスティアン・ハイデルMGを引き抜こうと画策している模様。
この噂についてヘルト氏は、スポーツ専門TV局『Sport1』の番組内でこう話している。
「私の中では決心がついている。おそらくクラブ側も決断したはずではないだろうか。今週はまだテンニース会長と一緒に仕事をする。その後、この決断が公表されるだろうね」
また『ビルト』によると、17日にブンデスリーガ第9節、ヘルタ・ベルリン戦が行われた際に、ヘルトMGはテンニース会長やペーター・ペータース財務取締役と会談の場を設けており、試合後には「クラブのために考えをめぐらせることは当然のことだ。そして、それが今回の決定であり、私にも考える時間はあった」と、マネージャー職から外れることがほぼ既定路線であるかのように発言していた。
ただしテンニース会長が引き抜きを希望しているハイデルMGは、マインツとの契約を2017年まで残しているため、シーズン途中での“移籍”は可能性が低く、実現するのは早くても2016年夏になるという予測も出ている。
By サッカーキング編集部
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