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日本人対決に敗れた武藤、2度の決定機逸に「決めなきゃいけない」

2015.10.17

マインツでプレーする武藤嘉紀(写真は8月のもの) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第9節が16日に行われ、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツと同MF香川真司が所属するドルトムントが対戦した。武藤と香川が揃って先発した試合は、2-0でアウェーのドルトムントが勝利を収めている。

 試合後、83分までプレーした武藤が取材に応じ、「やっぱり、個人個人の強さだったり、テクニックというところで、自分たちより上だというのは感じました。そういう相手に対して、より多く走るだったり、より球際で競ることが必要になってくるんじゃないかと思います」と、マインツ入団時から楽しみだと語っていたドルトムントとの対戦を振り返った。

 この試合では前後半で1度ずつゴールチャンスを迎えるも得点が奪えなかった武藤。「最初の(チャンス)は、自分的にもう少し前にボールが来てくれれば最高だったんですけど、ちょっとマイナスになってしまって、うまく当てることができなかった。でも、すべて自分の思い通りのところにボールが来るわけではないので、FWとしてああいうところをしっかり決めきれるようにしないといけない」と前半6分のシーンについて反省を口にすると、59分のシュートシーンには、「インターセプトされそうだったんですけど、自分が先に足で触った。どこを狙えばいいかわからなかったです。キーパーの位置も近かったですし、交わすのか、上にチップするのか…。今はどっちが正しかったかわからないので、もう一度しっかり見直したい」と一瞬の判断で迷いが生じていたことを明かしている。

 そして、「あれだけ背が高くて強い相手に対して、高いボールだったり、一気に自分に当てるボールが多くて、そういった回数が多すぎてしまうと、相手は戦いやすい。やっぱり中盤をしっかり経由してサイドに散らしていったほうがチャンスにはなります。でも自分に入ってきたボールをしっかり納めるのがFWの役割なので、もっと勝率を上げていけるようにしていかないといけない」と、チームとしての戦い方には改善が必要だと主張し、個人としても屈強なDFとの対峙で負けない強さが求められると述べた。

 FKの場面では「ちょっと蹴ろうとしていました」と、自らボールをセットするシーンも見られ、「いいところで(FKを)もらえているのと、(他の選手が蹴って)枠にも入ってなかったですし。それなら自分が蹴ろうかなっていう気持ちはありました」とゴールへの強い気持ちを示している。

 また、イラン代表との国際親善試合から長距離移動を含めた中3日という日程には、「(疲労が)ないって言ったらうそになりますし、かなり体に負担はあります。でも、それは香川選手も同じ」と、言い訳にはならないと話した。

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By サッカーキング編集部

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