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武藤がマインツへ移籍…独地元紙「岡崎が交渉で決定的な役割担った」

2015.05.31

マインツ移籍が発表された武藤嘉紀 [写真]=Getty Images

 日本代表FW岡崎慎司の所属するマインツは30日、FC東京の同代表MF武藤嘉紀を4年契約で獲得したとクラブ公式サイトで発表した。マインツの地元紙『Allgemeine Zeitung』が、武藤の移籍について大きく報道している。

 同紙は移籍が決まった武藤について「マインツが求めるプロフィールに合致する選手。クリスティアン・ハイデルGM(ゼネラル・マネージャー)は、攻守の切り替えでスピードと創造性を与えられるテクニックに優れたサイドアタッカーを探していた。今シーズンはヨナス・ホフマンを想定していたが、負傷でシーズンの大半を棒に振った上に、来シーズンはドルトムントに復帰する(編集部注:ホフマンは今シーズン、レンタル移籍でマインツに加入)」と、来シーズンのチーム構想にぴったりマッチする特徴を備えた選手として紹介。

 また、武藤の獲得にはチェルシーなど他のクラブも乗り出していたことを伝え、その中で武藤がマインツを選んだ理由として、同選手自身が「出場機会と、ヨーロッパのリーグで成長するための静かな環境を得られる手ごたえをつかんだ」と語ったことを挙げ、マインツにとっては出場機会も含め、ヨーロッパでの第一歩として最適な環境が整えられていることが有利だったと推測している。

 さらに、日本代表のチームメートでもある岡崎が武藤を獲得するにあたって大きく貢献したことについては、「交渉の過程で岡崎も決定的な役割を担っており、武藤に対して直々にマインツ移籍を勧めた」と伝えられている。

 同紙によると、移籍金は300万ユーロ(約4億1000万円)と推定される。


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