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最後のホーム戦に臨むドルトのクロップ監督「勝利で可能性が広がる」

ブレーメン戦に向けた会見に応じたクロップ監督 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、来シーズンのヨーロッパリーグ出場権を懸け、23日のブンデスリーガ最終節でブレーメンと顔を合わせる。しかし、この“決勝”に向けて両チームがやるべきことは、いつもと何ら変わりがなかった。日本語版クラブ公式サイトが22日に伝えている。

 ブレーメンの公式サイトでは、アシスタントコーチのフロリアン・コーフェルト氏が「特別なことは何もしない」とコメント。ドルトムントを率いるユルゲン・クロップ監督も、「準備はいつもと同じだが、その中身は毎回少し違う。対戦相手に応じた準備が必要だからね」と語った。さらに同監督は、ブレーメンのプレースタイルを「非常に独特」と指摘。あまり多くのチームが採用していないダイヤモンド型の中盤についても言及し、「何らかの対応が必要だ」と付け加えた。

 このシーズン最終節には特別な意味合いがあるものの、普段通りに戦うことが重要になる。ドルトムントは引き分けでも十分だが、引き分けを狙いにいくのは危険だろう。クロップ監督も「勝利の方が引き分けよりもはるかに可能性が広がる。勝てばアウクスブルクを上回り、日の当たる場所に出る確率が高くなるからね」と語り、次のように続けた。

「ボルシアMGがアウクスブルクを倒し、我々が引き分けた場合のことを考えてみてほしい。そうなれば自責の念にかられるだろうね。しかしブレーメンは強力な相手であり、結果的に引き分けたなら勝ち点1に満足しなければならない」

 相手は2部降格の可能性もなく、一切の重圧を感じずにプレーできる上、これから積み上げる勝ち点はボーナスでしかない。ブレーメンのビクトル・スクリプニク監督は、「これまで努力を重ね、このチャンスをつかんだことを心から誇りに思っている。我々は可能性を信じなければいけないし、ただの夢で終わらないよう、しっかりと準備しなければならない」とコメント。ゼネラルマネジャーを務めるトーマス・アイヒン氏も、「この試合を本当の意味で決勝にするため、全員でハードワークを積み重ねてきた。ドルトムントの目標達成を阻むために全力を尽くしたい」と述べた。

 ドルトムントにはホームアドバンテージがある上、ジグナル・イドゥナ・パルクではブレーメンに3連勝中。いずれの試合も無失点で危なげなく勝利を収めている。さらにクロップ体制でのドルトムントは、ブレーメンとの最近13試合で勝ち点29を積み上げてきた。クロップ監督が求めているのは、パーダーボルン、フランクフルト、ヘルタ・ベルリンに勝利を収めた3試合と同じく、90分間にわたって「戦闘モード」を維持し、ゲームに完全に集中する姿勢だ。

 そして、今シーズン限りで引退を発表している元キャプテンのMFセバスティアン・ケールと退任を発表しているクロップ監督。最後のホームゲームに臨むドルトムントのレジェンド2人との別れを惜しむのは、そのあとになる。クロップ監督は最後に笑いながらこう語った。「この先は何も予定が入っていないんだ……」

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