今シーズン、バイエルンの選手が着用しているユニフォーム [写真]=Bongarts/Getty Images
今シーズンのブンデスリーガ優勝をすでに決めているバイエルンの懐が、さらに温まることが明らかになった。
先週、ドイツ誌『スポーツビルト』が報じた内容によると、長年にわたってバイエルンのユニフォームサプライヤーを務めているアディダス社は、同クラブと2020年まで結んでいた現行の契約を前倒しで延長。新契約は「総額9億ユーロ(約1200億円)で2030年まで」という超大型のものとなった。
これにより、1年あたりに換算するとその金額は現在の2500万ユーロ(約33億円)から、一気に6000万ユーロ(約80億円)と、2倍以上に膨れ上がることになる。
2001年からアディダス社の社長を務めているヘルベルト・ハイナー氏によると、2013年はバイエルンのユニフォームが初めて100万枚以上売れたとのことで、同社にとってみてもバイエルンとの契約継続には何の支障もなかったようだ。
またアディダス社は来シーズンからマンチェスター・Uの公式サプライヤーとなることも決定しており、こちらは10年間で10億ユーロ(約1340億円)。1年あたり1億ユーロ(約134億円)の計算となる。