今年の女子アジア杯はなでしこジャパンの優勝で幕 [写真]=Getty Images
FIFPRO(国際プロサッカー選手会)のアジア/オセアニア部門は2日、FIFA女子ワールドカップオーストラリア2026の全日程消化を受けて、共同声明を発表した。
AFC女子アジアカップオーストラリア2026は、2026年3月1日から3月21日にかけて、約3週間にわたって開催された通算21回目の女子アジアカップ。決勝では開催国であるオーストラリア女子代表と、なでしこジャパン(日本女子代表)が対戦し、MF浜野まいか(トッテナム・ホットスパー/イングランド)のゴールにより、なでしこジャパンが1-0で勝利。2大会ぶり3度目の“アジア制覇”を成し遂げていた。
熱狂のアジアカップ閉幕から2週間弱が経過した今月2日、FIFPRO(国際プロサッカー選手会)のアジア/オセアニア部門が共同声明を発表。「オーストラリア代表およびなでしこジャパンの選手一同」からのメッセージとして、ホスト国となったオーストラリア、大会を支えたスポンサー企業への感謝とともに、主催者であるAFC(アジアサッカー連盟)に対して、女子サッカーの未来に向けた提言を行った。
「この記録的な大会となった女子アジアカップに出場できたことを、大変光栄に思います。世界最高水準の素晴らしい大会を開催してくださったオーストラリアに、心より感謝申し上げます」
「観客の熱気は素晴らしく、政府による支援も見られ、スポンサーの皆さまにも大きく後押しいただきました。数々の記録が更新され、女子サッカーが持つ商業的・文化的な力は疑いようのないものでした」
「今回の女子アジアカップは、私たちの競技の成長が止められないものであることを、改めて示しました。その一方で、女子サッカーにはまだ大きな可能性が残されています」
「本大会の成功にもかかわらず、賞金規模は世界の中で最も低く、男子と女子の間には依然として差が存在しています」
「大会前に私たちはAFCに対し、賞金の平等化、すべての選手への賞金の公平な分配、そして持続的なレガシーの協創に向けて協力することを呼びかけましたが、現時点でその提案は受け入れられていません」
「賞金の平等化は、アジア全体の選手やサッカーコミュニティにとって大きな変革をもたらすものです。賞金の平等化は、この地域のあらゆるレベルにおける競技水準の向上にもつながります。平等は短期的には選手に恩恵をもたらし、長期的にはサッカー全体に利益をもたらします」
「さらに本大会は、AFCと選手がともに向き合い、協力して取り組んでいくべき課題があることも示しました。インド代表選手のユニフォームの問題や、韓国代表選手が協会との継続的な問題に直面している状況、そしてイラン代表選手の皆さんが示した勇気ある姿は、私たちに多くのことを考えさせました」
「これらの課題は、パートナーシップのもとでこそ解決できるものです。私たちはこれからも前を向き、FIFAが2027年女子ワールドカップにおける賞金平等の公約を果たすことを期待しています」
「そして、この地域における女子サッカー選手の平等と尊重の実現に向けて、これからも闘い続けていきます」
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By サッカーキング編集部
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