アウクスブルク戦に出場した大迫(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第31節が2日に行われ、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンは、敵地でアウクスブルクと対戦し、0-0で引き分けた。
先発出場した大迫は、「厳しい試合だった。今日は距離感も悪かったし、前で孤立する場面が多かった。でも、そこでしっかりともっと頑張らないといけないかなと思います」と試合を振り返った。
最後まで1点が遠かったケルン。大迫は「全体的に守備にパワーを使いすぎた」ことが原因だと分析し、その中でも常にゴールを狙っていたと語る。
「本当にワンチャンスはずっと狙っていました。でも、なかなかボールが足元に入らなかった。今日は守備にずっと走らされた感じがあったので、『我慢しながら』ということは自分の中で考えていました」
ケルンは3試合連続で勝利を逃しながらも、引き分けに持ち込み着実に勝ち点を積み重ね、暫定で11位に浮上。1部残留に前進している。次節、ケルンは日本代表DF内田篤人が所属するシャルケと対戦する。大迫は、「今日はあまり上手くシュートに持ち込めるシーンがなかった。もっとみんなで前に押し上げれば、まだまだチャンスは増えると思います。次はホームなので、しっかり良いサッカーをしたい」と、意気込みを見せている。