ボルシアMGが獲得に乗り出したとされる日本代表FW岡崎慎司 [写真]=Bongarts/Getty Images
マインツのマネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏が、同チームに所属する日本代表FW岡崎慎司にドイツ国内移籍を許可しない意向を明かした。ドイツ紙『ビルト』が17日に報じている。
ボルシアMGが獲得に乗り出していると報じられた岡崎。だが、同紙のインタビューに応じたハイデル氏は「シンジに国内移籍を容認することは考えられない」と答え、ボルシアMGからの興味を一蹴し、国外移籍のみ認める方針を明かした。
また、この件を最初に報じたドイツ誌『キッカー』は、マインツがこの冬、レスターが岡崎獲得に出した1250万ユーロ(約16億円)のオファーを断り、その後レスターが金額を1500万ユーロ(約19億3000万円)まで引き上げたことに触れ「岡崎の移籍金は高くなるだろう」としている。
現在3位で、来シーズンはチャンピオンズリーグ出場の可能性もあるボルシアMGは、岡崎のチームメートであるドイツ人MFユヌス・マッリに対しても触手を伸ばしていると伝えられており、ハイデル氏は「彼ら(ボルシアMG)は、うちのチームの半分に手を伸ばしている」と首を振ったという。
岡崎、マッリだけでなく、ドイツ人MFヨハネス・ガイスも移籍の噂が絶えないマインツ。岡崎との契約は来シーズン末までとなっており、頭を悩ませることになりそうだ。