2008年からドルトムントを率いていたクロップ監督(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは15日に会見を開き、同クラブを率いるユルゲン・クロップ監督が今シーズン限りで退任することを発表した。
2018年まで契約を残していたクロップ監督だが、今シーズン終了をもって退任することが決定した。
同監督は、2008年にドルトムントの指揮官に就任し、今シーズンで7年目を迎えていた。これまで、2010-11シーズンにブンデスリーガを制覇。翌2011-12シーズンはリーグ戦連覇と、DFBポカール優勝の二冠を達成していた。
しかし、今シーズンのブンデスリーガでは苦戦。リーグ戦序盤で5連敗を喫するなど、スタートダッシュに失敗し一時は最下位まで順位を落としていた。ウインターブレイク明けから復調したかに思われたが、直近2試合で連敗。第28節を終えて10位と、来シーズンのチャンピオンズリーグはおろか、ヨーロッパリーグの出場権獲得も厳しい状況に陥っている。なお、今シーズン獲得できる可能性のあるタイトルはDFBポカール(ドイツカップ)のみとなっている。
なお、ドイツ紙『ビルト』など複数の現地メディアは、後任として元マインツ指揮官のトーマス・トゥヘル氏が有力と見られている。