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香川の復調を感じる内田「今日はウザいくらい良い位置で受けていた」

2015.03.01

ダービーに先発出場した香川真司(左)と内田篤人(右 )[写真]=VI Images via Getty Images

 ブンデスリーガ第23節が2月28日に行われ、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは、同代表MF香川真司が所属するドルトムントとの“ルール・ダービー”を戦い、0-3で敗れた。試合後、内田が取材に応じている。

 完敗に終わってしまったルール・ダービー。敗因について問われた内田は「やっぱり、ドルトムントは中盤が上手いね。8番(イルカイ・ギュンドアン)、10番(ヘンリク・ムヒタリアン)、(香川)真司。彼らがボールを持って…。サイドに良い選手がいるけど、一発でゴールに向かうパスが出てきた。そのパスの精度と走り込むタイミングの精度が高い」と、ドルトムントについて分析した。

 支配率は約60%対40%と、ドルトムントに長くボールを持たれていたが「途中から守備練習みたいになっていた。セカンドボールをだいぶ拾われていたから。(相手のプレッシャーを)かいくぐって抜けても、オレらは前に選手がいないから。そこに(ジェフェルソン)ファルファンやユリアン(ドラクスラー)みたいな、両サイドにドリブルで前へ行ける選手がいれば話は違ったかもしれないけど」と守備に追われた分、攻撃の形が上手く作れなかったことを嘆いている。

 70分過ぎ、フリーになっていたオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールへパスを狙った場面があった。つながっていれば決定機になっていたが、「相手のレベルが上がれば上がるほど、まぁCLでもそうだけど、ああいう1本で試合の展開がガラッと変わったりするから。狙ってはいたけど、あとちょっとだったね。ちょっと可能性を感じた? オレも可能性を感じた。『イケー!』と思ったけどね。フリーになっていたからね。フリーになるだろうと思っていたし」と、あと一歩のところでつがらなかったことを悔やんでいるようだ。

 日本代表ではチームメイトでもある香川については「チームが勝てない時っていうのは、まぁ真司自身もそうかもしれないけど、周りの見る目っていうかね、勝ってないし、1回のミスで全然(ダメ)っていう見方がすごいあるし、マンU行く前は飛びぬけて良かったからね、その期待っていうのもあるなかで、大変だったと思うよ、真司も」と述べ、調子が上がらずに批判を受けていた香川を擁護した。

 一方で「今日はウザいくらい良いポジションでボールもらって、ターンも上手くてスルーパスも上手くてね。守備も頑張ってるんじゃない」と、内田自身も香川が調子を取り戻しつつあることを感じている。

 ドルトムントについても「俺らも点取れそうで負けてるって試合があったからね。そこを狙ってたんだけどね。そこをしっかり点取って勝つっていうのはいいですね、ドルトムント。間違いない。これからグイグイ上がって来るでしょう」と、リーグ戦4連勝を飾ったライバルの復調を予想した。

 シャルケは次節、ホームでホッフェンハイムと対戦する。

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