昨年12月に加入したケルンで独2部優勝を果たした長澤和輝(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ2部の第31節が21日に行われ、MF長澤和輝所属のケルンとMF田坂祐介のボーフムが対戦した。長澤と田坂はともに先発メンバーに名を連ねた。
リーグ戦30試合を終えて17勝10分け3敗、勝ち点61で首位を走るケルン。勝てば優勝と1部昇格が決まるホームゲームで、長澤は5試合連続となる先発出場を果たした。
先制点を決めたのは、2部残留争いに巻き込まれている14位ボーフムだった。41分、田坂のヘディングシュートが左ポストを直撃し、チャンスを演出。直後の42分、左CKからダニー・ラッツァが頭で押し込み、均衡を破った。前半は1-0で終了した。
1点ビハインドのケルンは後半、50分に同点弾を記録。マルセル・リッセがシュートを決め、1-1とした。さらに62分には、ボーフムのファウルでPKを獲得。ヨナス・アックイスタパーチェが一発退場となった。パトリック・ヘルメスのPKは相手GKに阻まれたが、こぼれ球を自ら押し込んで、2-1と逆転。81分には、アンソニー・ウジャが3点目を決め、リードを広げた。
試合は3-1で終了。ケルンが逆転勝利を収め、3シーズンぶりの1部リーグ復帰と、2部リーグ優勝を決めた。なお、長澤は82分までプレー。田坂はフル出場だった。
【得点者】
42分 ラッツァ(ボーフム)
50分 リッセ(ケルン)
62分 ヘルメス(ケルン)
81分 ウジャ(ケルン)