ブレーメン戦でフル出場した清武 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第24節が8日に行われ、日本代表MF清武弘嗣、同MF長谷部誠の所属するニュルンベルクとブレーメンが対戦。前後半に1点ずつを挙げたブレーメンが2-0で勝利した。
ブンデスリーガ公式Youtubeチャンネルでは、同試合の2つのシーンを紹介し、フェアプレーとして賛辞を送っている。
1つは0-0で迎えた17分のニュルンベルクの攻撃の場面。清武が左サイドからドリブルで斜めにペナルティエリア内に侵入し、対応したセバスティアン・プリョードルが縦にかわしにかかった清武にタックルをすると、ボールはゴールラインを割った。主審はコーナーキックを指示。しかし、プリョードルが抗議すると、清武もすぐさまゴールキックとの主張に同意。判定が変更され、直後に両選手は握手をしている。
また、ブレーメンの2点リードで迎えた75分。今度はブレーメンの攻撃シーンで、左サイドからグラウンダーのクロスを走りこんで受けたアーロン・ハントが、トラップでハビエル・ピノラをかわす。するとハントは、ピノラの出した足に引っかかったとして、転倒。主審はペナルティスポットを指し、PKの判定を下す。しかし、実際には足はかかっておらず、ハントは判定が出た直後に主審の下へ歩み寄り、PKではなかったと自己申告。PKは取り消しとなった。
公式チャンネルでは、「これが真のスポーツマンシップだ!アーロン・ハントはPKが与えられるべきではないと認め、清武弘嗣もフェアプレーを信じていることが証明された。2つの偉大なロールモデルは、フェアプレーが大切なことを示した。残留争いよりもだ。我々からの大きな“サムズ・アップ”(親指を立てる仕草)をアーロンと弘嗣に」と、賛辞を送っている。
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