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急転直下の契約延長…ネイマールがエンバペのPSG残留に見解示す「正しい選択」

2022.05.31

エンバペ(左)とネイマール(右) [写真]=Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、同クラブとの契約延長を発表したフランス代表FWキリアン・エンバペについて語った。30日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在23歳のエンバペはPSGとの契約が2022年6月30日までとなっており、今夏の移籍市場での去就に大きな注目が集まっていた。かねてから同選手獲得に向けてレアル・マドリードが交渉し、移籍が決定的とも報じられていた中で21日、PSGと2025年6月30日まで契約を延長することを発表。急転直下でのPSG残留の決断に、さまざまな意見や憶測が飛び交っている。

 エンバペともにPSGの攻撃を牽引し、2人合わせて今シーズンのリーグ・アン41得点を記録。2シーズンぶりの同リーグ優勝に貢献したネイマールは、エンバペの契約延長について「正直なところ、最後の瞬間までわからなかった。発表の1日前に知ったよ。キリアンが残ると聞いて、とても嬉しかった」と告白。続けて「彼のキャリアを考えると、あと数年PSGに残って、母国で、故郷のチームでチャンピオンズリーグを制覇するという目標は素晴らしいこと。だから、良い判断をしたと思う。もしかしたら、将来は気持ちを切り替えて他のチームでプレーしたいと思うかもしれないけど、彼の残留という決断は正しい選択。キリアンのような選手がチームにいることは、常にとても重要なんだ」と自身の見解を口にした。

 昨夏にバルセロナを退団し、PSGへ加入したFWリオネル・メッシ。リーグ・アン初挑戦の中、26試合に出場し6得点14アシストを記録した同選手について、ネイマールは「レオはバルセロナで長い年月を過ごしてきた。適応するのに時間がかかるし、チームや都市を変えるのは難しいこと。それに、彼は家族と一緒に来た。言語も違ったりするから、いろいろと混乱することもあるよね」と擁護。また「チームのプレースタイルを理解していない選手もいる。だから、全部が有害なんだ。レオもキリアンも僕も、常にパフォーマンス、数字、獲得したタイトル、すべてで判断される選手。自分たちの責任を自覚しているからこそ、常にベストを尽くそうとしている」と心境を明かしている。

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