フランス代表FWカリム・ベンゼマ（写真は2014年のもの） [写真]＝Icon Sport
レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマが代表チームに復帰し、代表ユニフォームの売り上げが爆発的に上昇しているという。21日のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
ベンゼマは2015年にチームメイトに対する恐喝事件に関与したとして警察当局に逮捕され、ディディエ・デシャン監督により代表から追放されていた。それでも18日に発表されたEURO2020のフランス代表のメンバーに名を連ね、約5年半ぶりに代表ユニフォームに袖を通すことが決まった。
デシャン監督がベンゼマの復帰を発表した後、スターの復帰にフランスのファンたちも喜びのあまりユニフォームを注文しようとオンラインショップに殺到したようだ。ヨーロッパのサッカーグッズ販売を手掛けるUnisport社では、ベンゼマ復帰の噂が広がり始めた17日から徐々に注文数が増え、発表日の18日には前日の24倍以上の売り上げを記録。前の週からは12倍以上に跳ね上がったという。
Unisport社のフランス営業部長を務めるヴィクター・ソーニエ氏は「一人の選手がユニフォームの売り上げに与える影響を見て驚いている」とコメント。「フランス代表チームのユニフォームが人気であることは知っていた。それでも販売数は私たちの予想をすでに上回っている」と続けている。それだけファンはスターの期間を待望していたのかもしれない。
By サッカーキング編集部
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