パリSGでプレーするキャバイェ(右) [写真]=Getty Images
パリSGに所属するフランス代表MFヨアン・キャバイェが、同クラブにおける出場機会の少なさに不満を漏らした。フランス紙『レキップ』がキャバイェに行ったインタビューを大手メディア『スカイスポーツ』が伝えた。
今年1月の移籍市場でニューカッスルからパリSGに移籍したキャバイェだが、加入前から中盤でトライアングルを形成するフランス代表MFブレーズ・マテュイディ、イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ、同代表MFティアゴ・モッタを前に、現時点で控えという立場。今シーズンは、ここまでの公式戦12試合のうち7試合に出場しているものの、途中出場が3試合とポジションを確保するには至っていない。
そのキャバイェは、パリSGでの出場機会の少なさに不満を漏らしている。また、昨シーズンの途中までプレーしていたイングランドに戻ることも視野に入れているようだ。
「控えということは受け入れなければならないものだけど、僕はそれを甘受することができない。トレーニングではベストを尽くす必要があるし、プレーしたいという意思を示さなければいけない。でも、ピッチ上で十分ではないし、(途中出場しても)すぐに去らなければいけないね。監督のことは知っているし、スタッフは選択しなければいけない。それに関しては尊重している」
また、ローラン・ブラン監督と話をしたかとの問いには、「いいや。何を言えばいいんだ?僕は28歳だし、若手ではない。ただ、現状に満足していない」とするも、「不満は言わない。定期的にプレーできていないのは初めてだけどね」と語っている。フランス代表に関しても、「十分にプレーしていないことで代表監督が僕をプレーさせないと決めるならば、僕は代理人とじっくり検討する必要があるだろう」と代表に影響するならば移籍の可能性もあることを示唆している。
そのためイングランドへの復帰については、「それについては時々考える」と明言。「ただ、気が散ってしまうから、そういった考えを一掃しているよ。今はパルク・デ・プランスにいるし、適切な雰囲気を見つける必要があるね」とパリSGでのプレーに集中していることを語った。
(記事/超ワールドサッカー)