EURO直前に不安を露呈したイングランド代表 [写真]=Getty Images
国際親善試合が7日に行われ、イングランド代表とアイスランド代表が対戦。“聖地”『ウェンブリー・スタジアム』で行われた一戦で、イングランド代表は0-1で敗れた。
今月14日にドイツで開幕するEURO2024に向けた最後の強化試合で、イングランド代表は不安を露呈した。12分、FWヨーン・ソルステインソン(ルーヴェン/ベルギー)にカットインから先制点を突き刺されると、“スリーライオンズ”は最後まで得点を奪うことができず。放った総シュート数は13本だったが、枠内シュートは21分にフィル・フォーデンが記録した1本のみという出来で、0-1と完封負けを喫した。
イギリスの地上波公共テレビチャンネル『チャンネル4』は7日、試合後に予定されていたEURO前の壮行会がキャンセルされたことを伝えている。イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は「我々はあのパフォーマンスが観客を満足させるものではなかったことを受け止めなければ」と語った。
『チャンネル4』によると、サウスゲート監督は「(EURO本大会へ向けて)準備はできている」とコメント。一方、「今夜は期待どおりにはいかなかった」とも述べ、次のように続けた。
「選手たちには『毎日が思いどおりにいくとは限らない』と伝えたんだ。ただ、すべてがうまくいかないわけでもない。今夜は勝つための十分なチャンスがあったが、訪れたチャンスをことごとく活かせなかった。改善すべき点がすべて修正されたわけではないし、今夜はそれがすべて露呈した格好となった」
イングランド代表は、EURO本大会でスロベニア、デンマーク、セルビアと同じグループCに入っている。16日に行われるグループステージ初戦ではセルビア代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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