スイス戦で大きな活躍を見せたウナイ・シモン [写真]=Getty Images
スペイン代表GKウナイ・シモンは、PK戦の末に勝利したEURO2020準々決勝のスイス代表戦を終えてコメントした。2日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
スペインは2日、EURO2020準々決勝の舞台でスイスと対戦。前半に先制したスペインだったが、後半にスイスに同点に追いつかれると、相手が退場者を出した後もGKヤン・ゾマーの好プレーに阻まれ勝ち越しゴールを奪うことができず、試合はPK戦に。するとスペインはGKのU・シモンがスイスのキックを2度ストップし、決勝トーナメント1回戦のクロアチア代表戦に続く120分以上の激闘を制した。
この試合で、PK戦の活躍が評価されてマン・オブ・ザ・マッチに選出されたU・シモン。クロアチア戦では致命的なミスで失点を許したスペインの守護神だが、試合後にはゲームを振り返っての心境を語り、昔からPKストップが得意であることも明かしている。
「フットボールはフェアなものだった。僕らは公正な勝者だったね」
「ミスはすぐに頭から消さなければいけないが、同じようにこのような成功もリセットしなければならない。なぜなら、対戦するのが誰であれ、次も非常に難しい相手が来るのだからね」
「僕はベティスとの試合でも2度ペナルティーキックを止めた。あともちろん、相手が枠を外したものを数えないとね。僕は小さい頃からPKを止めてきたと思うよ」
また、自身がこの試合の最優秀選手に選ばれたことについて問われると、「マン・オブ・ザ・マッチはゾマーにあげたいね」と、数々のセーブでスペインの前に立ちはだかったスイスの守護神のパフォーマンスを称賛した。
By サッカーキング編集部
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