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目指すは王座奪還…スペイン指揮官がEURO2020へ抱負「我々は優勝候補のひとつ」 

2021.06.04

王座奪還を掲げるスペイン代表エンリケ監督 [写真]=Getty Images

 スペイン代表ルイス・エンリケ監督がEURO2020に向けて意気込みを語った。3日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 前々大会(2012年)の優勝国としてEURO2020に挑むスペイン代表。今大会のスペイン代表は、チェルシーのキャプテンとしてビッグイヤーを掲げたDFセサル・アスピリクエタ、リーガエスパニョーラを制したアトレティコ・マドリードで12ゴール11アシストの活躍を見せたMFマルコス・ジョレンテ、ヨーロッパリーグ優勝を成し遂げたビジャレアルのFWジェラール・モレノらが招集された。その一方で、代表チームでもキャプテンを務めていたレアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモスが落選。同選手の不在に不安も囁かれるが、エンリケ監督は記者会見で「私は選手たちに、自分たちはできると信じさせる必要がある」と口にした。

 また、エンリケ監督は「このチームは優勝候補のひとつだ」とコメント。根拠として「昨日のトレーニングは素晴らしく、私が予想していたレベルをはるかに超えていた。特に(パブロ・)サラビアはやる気に満ちていて、昨日のトレーニングで最高のコンディションになるかもしれない」と、選手のモチベーションの高さを語った。

 さらに、4日に行われるポルトガルとの親善試合が有観客で行われることについて「これはみんなが望んでいたことなんだ。1年半もファンがいなかったから、15,000人ものファンが代表チームを応援してくれることに興奮しているよ」と告白。続けて、ポルトガル代表については「相手は、EURO2016とネーションズリーグのチャンピオン。現時点でヨーロッパのトップチームであり、間違いなく優勝候補のひとつだ。ただ私たちは、自分たちのゲームをするだけだと思っている。簡単に勝たせてくれる相手ではないけどね」と、意気込みを語った。

 EURO2020開幕まで2週間を切り、各国が最終調整へと入った。果たして、“ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)”はポルトガルとの親善試合で確かな手応えを掴み、王座奪還へ弾みをつけられるだろうか。スペインは14日の初戦でスウェーデンと対戦する。

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