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EURO2020出場24チームが出揃う…スコットランドが6大会ぶり出場、ハンガリーは“死の組”に

2020.11.13

EURO2020の残り4枠が決まった [写真]=Getty Images

 EURO2020予選プレーオフ決勝が12日に行われ、残りの出場4枠が決まり、来夏に開催される本大会に出場する全24チームが出そろった。

 北マケドニア代表はアウェイでジョージア代表と対戦し、主将のゴラン・パンデフが値千金の決勝ゴールを決めて1-0で勝利。同国史上初の主要国際トーナメント出場となるEURO2020への出場権を獲得した。本大会ではオランダ代表、ウクライナ代表、オーストリア代表と同組のグループCに入る。

 ハンガリー代表はホームでアイスランド代表に劇的勝利を収めた。試合は11分にギルフィ・シグルズソンがペナルティエリア前右のFKで直接狙うと、相手GKのキャッチミスを誘発してアイスランドに先制点。だが、ハンガリーは88分にロイク・ネゴがゴール前のこぼれ球を押し込み土壇場で追いつくと、後半アディショナルタイム2分にはドミニク・ショボスライが鮮やかなミドルシュートを沈めて逆転に成功。前回大会ベスト8のアイスランドに2-1の劇的逆転勝利を収めて、2大会連続のEURO出場を決めた。本大会では前回王者のポルトガル代表、世界王者のフランス代表、2014年W杯王者のドイツ代表と同じ“死の組”のグループFに入った。

 スロヴァキア代表はアウェイで北アイルランド代表と対戦し、延長戦の末に2-1で競り勝った。前回大会で初出場を果たした両チームの対決は、スロヴァキアが17分に相手のパスミスを奪ったユライ・クツカの得点で先制。それでも北アイルランドは87分にパディ・マクネアーの折り返しがDFミラン・シュクリニアルのオウンゴールを誘って同点に追いつく。だが、スロヴァキアは延長戦に入って110分にミハル・ジュリシュがエリア右からニアを貫いて決勝ゴールを挙げて勝利を収めた。本大会ではグループEに入り、スペイン代表、スウェーデン代表、ポーランド代表と対戦する。

 スコットランド代表はアウェイでセルビア代表とのPK戦突入の激闘を制した。スコットランドは52分にFWライアン・クリスティーが左足でミドルシュートを沈めて先制。だが、終了間際の90分にCKからルカ・ヨヴィッチに頭で叩き込まれて追いつかれる。その後の延長戦ではスコアが動かず、PK戦に突入。スコットランドはGKデヴィッド・マーシャルが相手5人目をセーブし、PK戦を5-4で制して、6大会ぶりのEURO出場を決めた。本大会ではイングランド代表、クロアチア代表、チェコ代表と同組のグループDに入った。

 EURO2020は今年夏に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で1年間延期となり、2021年の6月11日から7月11日にかけて欧州12の都市で分散開催される。EURO2020のグループステージ組み合わせは以下のとおり。

【グループA】
ホスト:ローマ(イタリア)/バクー(アゼルバイジャン)

・トルコ(2大会連続5回目)
・イタリア(7大会連続10回目)
・ウェールズ(2大会連続2回目)
・スイス(2大会連続5回目)

【グループB】
ホスト:サンクトペテルブルク(ロシア)/コペンハーゲン(デンマーク)

・デンマーク(2大会ぶり9回目)
・フィンランド(初出場)
・ベルギー(2大会連続6回目)
・ロシア(5大会連続12回目)

【グループC】
ホスト:アムステルダム(オランダ)/ブカレスト(ルーマニア)

・オランダ(2大会ぶり10回目)
・ウクライナ(3大会連続3回目)
・オーストリア(2大会連続3回目)
・北マケドニア(初出場)

【グループD】
ホスト:ロンドン(イングランド・イギリス)/グラスゴー(スコットランド・イギリス)

・イングランド(3大会連続10回目)
・クロアチア(5大会連続6回目)
・スコットランド(6大会ぶり3回目)
・チェコ(7大会連続10回目)

【グループE】
ホスト:ビルバオ(スペイン)/ダブリン(アイルランド)

・スペイン(7大会連続11回目)
・スウェーデン(6大会連続7回目)
・ポーランド(4大会連続4回目)
・スロヴァキア(2大会連続2回目)

【グループF】
ホスト:ミュンヘン(ドイツ)/ブダペスト(ハンガリー)

・ハンガリー(2大会連続4回目)
・ポルトガル(7大会連続8回目)
・フランス(8大会連続10回目)
・ドイツ(13大会連続13回目)

By サッカーキング編集部

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