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ブラジルの新たな宝石“メッシーニョ”、夢は「バルサでプレーすること」

2023.10.21

[写真]=Getty Images

 パルメイラスU-20に所属するU-17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンが、“意中のクラブ”を明かした。20日、カタルーニャ紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。

 2007年4月24日生まれのエステヴァンは、左利きの右ウインガー。そのプレースタイルがアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)と似ていることから、“メッシーニョ”の愛称で親しまれている。レアル・マドリード加入が内定しているパルメイラスのFWエンドリッキ、バルセロナ加入が内定しているアトレチコ・パラナエンセのFWヴィトール・ロッキに続く新たな“宝石”として、スペインの両雄やマンチェスター・シティなど、欧州のビッグクラブから関心を寄せられている。パリ・サンジェルマンも同選手の獲得に向け、5000万ユーロ(約79億円)のオファーを用意している模様だ。

『ムンド・デポルティーボ』のインタビューに応じたエステヴァンは、「それらのビッグクラブが僕に関心を持ってくれているのは知っているから、説明するのは少し難しいんだけど、僕は自分のプレーを成長させることに集中している。ベストを尽くすことに挑戦していれば、それらのクラブに入ることもできるだろうし、世界一に一歩一歩近づけると思う」と謙虚に語った。

 自身のプレースタイルについては、「メッシのプレーはたくさん見てきた。映像を見て、彼がピッチでやってきたことを真似してきたんだ」と、やはり7度のバロンドーラーを参考にしてきたことを告白。「アシストもドリブルもゴールを決めることも、チームが勝つために役立つなら、どんなプレーも好きだよ。右でもプレーできるけど、中央に流れる方がよりプレーしやすいかな。ボックスに近づくことができるし、左にも右にも、フリーでプレーしやすい方に動ける」と言葉を続けた。

 そんなエステヴァンの将来の大きな夢は「バルセロナでプレーすること」だという。「世界で最も大きなクラブの一つだ。ネイマール、メッシ、(ルイス・)スアレスがバルセロナでプレーするところを見て育ってきた。バルセロナの試合はほぼ毎試合見ているよ。そこでプレーする選手たちに憧れているし、僕もいつの日かそこでプレーできることを願っている」

「彼を形容する言葉はない。彼がやることのすべてが並外れている」とメッシへの敬意を欠かさないエステヴァン。メッシと同じレベルに達することを夢見ているか問われ、「もちろん。難しいけど不可能ではない。彼の足跡を辿っていくのは困難なことだけど、上手くいけばいつの日か達成できると思う」と答えた若武者は、近い将来サッカー界を席巻する存在となるかもしれない。

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By サッカーキング編集部

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