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レアル・ソシエダのアンデル・ゲバラが“故郷”に帰還…昇格組アラベスへ完全移籍、4年契約締結

2023.07.10

トップ昇格以降ソシエダ一筋でプレーしたアンデル・ゲバラ [写真]=Getty Images

 アラベスは9日、レアル・ソシエダからスペイン人MFアンデル・ゲバラが完全移籍にて加入することを発表した。契約期間は2027年夏までの4年間と伝えられている。

 ゲバラは1997年7月7日生まれの現在26歳。スペイン北部に位置するバスク州の州都であるビトリア・ガステイスで産声を上げ、育成年代の段階でアラベスからレアル・ソシエダに移った。レアル・ソシエダのカンテラ(育成組織)で順調に成長を遂げると、2017-18シーズンにはコパ・デル・レイのリェイダ・エスポルティウ戦でトップチームデビュー。その後もBチームを主戦場としていたが、イマノル・アルグアシル監督がトップチームで指揮を執るようになった影響もあり、2019-20シーズンより徐々にトップチームでの出場機会を増やしていった。

 2020-21シーズンは主力としてラ・リーガ31試合に出場。日本代表MF久保建英がチームに加わった2022-23シーズンは、スペイン代表MFミケル・メリーノや同MFブライス・メンデスらの存在もあり、出場機会が限定された。公式戦ではわずか16試合の出場となっている。レアル・ソシエダの公式戦通算では101試合のピッチに立ち、2ゴールを記録した。

 ゲバラの新天地となるアラベスは2022-23シーズン、7シーズンぶりにラ・リーガ2部での戦いを強いられた。開幕から8試合は5勝3分と無敗で駆け抜け、シーズンを通して常に上位争いを演じたものの、最終的には4位でフィニッシュ。昇格プレーオフではエイバル、レバンテを撃破し、わずか1年で1部復帰を決めていた。

 なお。アラベスはビトリア・ガステイスに本拠地を置くクラブ。約11年ぶりに“古巣”復帰を果たしたゲバラは、新シーズンに故郷の『エスタディオ・デ・メンディソローサ』でプレーすることとなる。

By サッカーキング編集部

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