レアル・マドリードが関心を寄せるFWチュクウェゼ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは、ビジャレアルに所属するナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼの獲得に関心を示しているようだ。6日、スペイン紙『アス』が報じている。
レアル・マドリードは今夏、FWカリム・ベンゼマやFWエデン・アザール、FWマルコ・アセンシオらの退団が決定しており、FW陣は刷新される見込みだ。新戦力候補としてはエスパニョールに所属するFWホセルやトッテナムに所属するFWハリー・ケインといった名前が挙がっている。
加えてレアル・マドリードは、上記の2選手の獲得に注力しつつも、さらなる補強を企てているという。そのターゲットこそ、今季公式戦12得点10アシストを記録したFWサムエル・チュクウェゼのようだ。とりわけ、今年4月の『ラ・リーガ第28節 レアル・マドリードvsビジャレアル』の一戦はチュクウェゼの独壇場に。この活躍を間近で見たこともあってか、すでにレアル・マドリード側は同選手について、相手側に問い合わせをしていると報じている。
一方のビジャレアルも、今夏にチュクウェゼが退団することは想定内とのこと。2019年末に締結した現行契約は2024年夏までで、満了に近づくにつれて契約解除金が値下がるオプションが付帯している。当初は8000万ユーロ(約119億円)だったが、現時点では4000万ユーロ(60億円)にまで引き下がっている模様。ビジャレアルを率いるキケ・セティエン監督も「これはこのクラブの宿命だ。数人の選手を移籍させなければならないのは仕方がないこと。サムをはじめとして来季はここにいないかもしれない選手が与えてくれたものを、彼らがいる間に楽しむのが良いだろう」と財政的な面から売却はやむを得ないと語った。
ウナイ・エメリ前監督の下ではプレータイムが限られていたものの、昨年10月にキケ・セティエン監督が就任して以降は出場機会を増やし、ついに“覚醒”したチュクウェゼ。果たして、『サンティアゴ・ベルナベウ』での眩い輝きに魅了されたレアル・マドリードは、同選手獲得に本腰を入れるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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