セビージャは6日、メンディリバル監督との契約延長を発表 [写真]=Getty Images
セビージャは6日、ホセ・ルイス・メンディリバル監督と2024年6月30日まで契約を延長したことを発表した。
1961年3月14日生まれのメンディリバル氏は現在62歳。これまでに、バジャドリードやオサスナ、アラベスなどの監督を歴任してきた。2015年夏から2021年夏まで指揮したエイバルでは、MF乾貴士やFW武藤嘉紀らも指導。2017-18シーズンはクラブ史上最高順位となるラ・リーガ9位フィニッシュを成し遂げるなど、バスクのスモールクラブの躍進を担ってきた。
そんなメンディリバル氏は、今年3月下旬にセビージャの新監督に就任。今季3人目の指揮官として迎えられて、降格圏と2ポイント差の14位につけるチームの1部残留を託された。すぐさま、フレン・ロペテギ氏とホルへ・サンパオリ氏が果たせなかった再建に着手すると、就任後のラ・リーガ5試合で4勝1分と立て直しに成功。最終的に4試合を残して残留を確定させた。加えて、ラ・リーガと並行して戦っていたヨーロッパリーグ(EL)では、準々決勝でマンチェスター・Uを、準決勝でユヴェントスを撃破して決勝戦に進出。ファイナルの舞台でもPK戦の末にローマを退けて、同大会史上最多となる7度目の優勝に導いている。
ラ・リーガ残留争いに巻き込まれていたセビージャをEL優勝に導くとともに、来シーズンのチャンピオンズリーグのポット1枠を確保したメンディリバル監督。セビージャとは今シーズン終了までの短期契約だったが、その手腕で1年間の契約延長を掴み取った。
🚨 José Luis Mendilibar, renovado como técnico del #SevillaFC. ⚪🔴#WeareSevilla #NuncaTeRindas
— Sevilla Fútbol Club (@SevillaFC) June 6, 2023
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト