“堅守”のバルサを支えるGKテア・シュテーゲン [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第30節が23日に行われ、バルセロナがアトレティコ・マドリードを1-0で下した。同試合で、ドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがバルセロナのGKとしての“ある記録”に並んだという。
試合は前半終了間際の44分、ブラジル代表FWハフィーニャからのパスを受けたスペイン代表FWフェラン・トーレスが右足で狙い澄ました股抜きシュートを沈める。2戦連続スコアレスドローとなっていたバルセロナに生まれた待望の先制点は、最終的な決勝ゴールに。首位を走るバルセロナが13戦負けなしと絶好調を維持していたアトレティコ・マドリードを下していた。
同試合でバルセロナは今季のラ・リーガ23回目のクリーンシートを達成。バルセロナのクラブ公式HPによると、開幕から全試合でゴールマウスを守っているテア・シュテーゲンは、これで2014-15シーズンにチリ代表GKクラウディオ・ブラボ(現:ベティス)が打ち立てた1シーズンの最多クリーンシート記録に並んだという。ブラボはシーズンの全試合を終えた段階で出場した37試合のクリーンシート数が23に到達していたが、今季のラ・リーガはまだ8試合残っている。早ければ次節のラージョ・バジェカーノ戦でクラブ記録が塗り替えられるかもしれない。
また、テア・シュテーゲンを筆頭とした今季のバルセロナ守備陣にはラ・リーガの歴代最小失点数を更新する可能性も残されている。ラ・リーガが20チーム制となって以降の最小失点記録は1993-94シーズンのデポルティーボ、2015-16シーズンのアトレティコ・マドリードが達成した「18」となっている。前者はスペイン人GKフランシスコ・リアーノ、後者はスロベニア代表GKヤン・オブラクが全38試合でゴールマウスを守っていた。現在のバルセロナの失点数は「9」となっていることから、こちらも塗り替え可能な記録だ。
自身初のサモラ賞(※ラ・リーガ1シーズンで1試合あたりの平均失点が最も少なかったGKに与えられる賞)受賞も決定的となっているテア・シュテーゲン。“堅守”のイメージが浸透したバルセロナを支える守護神は、シーズンを終えた段階で何試合のクリーンシート数を記録しているのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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