スビメンディが去就に言及 [写真]=Getty Images
レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディが、自身の去就について語った。22日、スペイン紙『エル・デスマルケ』が伝えている。
1999年2月2日生まれのスビメンディは現在24歳。レアル・ソシエダの下部組織出身で、“ラ・レアル”の舵取り役を担う同選手は、今シーズンもここまで公式戦33試合に出場している。また、スペイン代表からの引退を表明したMFセルヒオ・ブスケツの後継者として、ルイス・デ・ラ・フエンテ新体制下のスペイン代表にも招集された。
そんなスビメンディを巡っては、ビッグクラブが獲得に興味を示していることが度々取り沙汰されてきた。特に、来夏の移籍市場でのブスケツ退団が現実味を帯びてきているバルセロナは、スペイン代表でもその役割に任命された同選手を後継者に据えたいと考えているようだ。それでも、スビメンディは「実際に進展があったか? いや、ないよ。何よりも僕は気にするつもりがなかった」としつつ、「外から何か言われるのは嫌だし、ブスケツの去就ともなれば、色々な名前が挙がるのは当たり前だ。その中で“スビメンディ”の名前が時々出てくるのは、ビッグクラブが僕を見てくれているということ。良いことではあるけど、自分にとって大事なことに集中したい」と胸中を明かした。
またスビメンディは昨年10月に、レアル・ソシエダとの契約を2027年6月末まで延長した。一方で、契約解除条項は6000万ユーロ(約85億円)のままとなっており、依然、メガクラブなら容易に手が出る金額となっていることについては「僕にとっては、条項は二次的なものだ。最終的には選手が望むことが第一であり、僕自身がラ・レアルにいたいのであれば、どんな条項だろうと関係ないと思っている。もちろん、契約に伴うあらゆる面でバランスの取れた条項だから、求めるものとしても十分」と告白。続けて「穏やかな夏になるだろう。今はまだ、ラ・レアルに集中したいからね。クラブの目標は非常に魅了的で、僕にとっての人生のチームと一緒に達成したい」と愛すべきクラブに思いを巡らせている。
今冬の移籍市場ではアーセナルが契約解除金満額を支払う意思を示したが、オファーを断ったとされるスビメンディ。もうしばらく、『アノエタ』でプレーする姿が見られそうだ。
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By サッカーキング編集部
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