ブスケツがC・ロナウドに続いてサウジへ！？ ［写真］＝Getty Images
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得して注目を集めるアル・ナスル（サウジアラビア）が、バルセロナの元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ獲得に興味を持っているようだ。9日、アメリカメディア『ESPN』が報じている。
同メディアによると、ブスケツとバルセロナの現行契約は今年の6月末まで。アル・ナスルは、同選手獲得のため、1300万ユーロ（約18億円）の年俸という条件でオファーを提示する準備を整えているようだ。
ただ、ブスケツを巡っては、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が所有するメジャーリーグサッカー（MLS）のインテル・マイアミも契約に熱心であり、選手自身もアメリカでのプレーに惹かれているという情報も流れるなど、争奪戦は一筋縄ではいかない模様。加えて、財政状況の厳しいバルセロナがブスケツの代役を確保出来る可能性も低いと見られているため、2024年1月までの新契約を結ぶ可能性も完全には除外されていない様子。サウジ行きの可能性は現時点で不透明な部分もある。
ちなみに、アル・ナスルは同じく今季限りでチェルシーと契約が切れるフランス代表MFエンゴロ・カンテにも接近するなど、ロナウドに続く大物獲りを画策している様子が伝えられている。
現在34歳のブスケツは、バルセロナの下部組織出身。2008年に、ジョゼップ・グアルディオラ監督に見いだされてトップチームに昇格すると、そこからは中盤の柱として大活躍。以後、ローン移籍にも出ることなく、バルセロナ一筋のキャリアを貫いている。同クラブでは通算699試合に出場している。また、スペイン代表には2009年4月1日の南アフリカ・ワールドカップ欧州予選・トルコ戦でデビューし、143試合に出場。2010年大会の優勝に貢献し、以降3大会にもエントリー。FIFAワールドカップカタール2022でも日本戦を含めて全4試合に出場し、大会後に代表引退を発表した。
“ブラウグラナ”（臙脂と青）に魂を捧げ続けて15年。バルセロナでのプレーキャリアしか知らない男の行く先は如何に。
By サッカーキング編集部
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