イスコとセビージャが対立か [写真]=Icon Sport via Getty Images
元スペイン代表MFイスコは、半年でセビージャを退団する可能性があるようだ。11日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
現在30歳のイスコは、今年6月末に9シーズン在籍したレアル・マドリードを契約満了で退団。8月、スペイン代表時代に寵愛を受けたフレン・ロペテギ前監督の誘いを受け、2年契約でセビージャに加入した。しかし、守備の主力を引き抜かれたセビージャは成績不振に陥り、10月頭にロペテギ前監督からホルヘ・サンパオリ現監督への交代を決断した。
『マルカ』によると、イスコは恩師の退団、残留争いに巻き込まれているチーム状況など、セビージャでの再起計画が数カ月で崩れ去ったことに失望しているという。練習でも苛立ちを隠していない模様で、今週にはトレーニングセッション中にモンチSD(スポーツ・ディレクター)と激しい口論に発展。「自分がセビージャにいるのはロペテギの要望であって、モンチ自身が自分と契約したかったからではない」と、チームメイトの前で不満をぶつけたとのことだ。
すでにセビージャは今年1月の移籍市場でイスコの放出を計画している模様。斜陽のテクニシャンの獲得に動くクラブは、果たして現れるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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