レアル・マドリードとの契約延長が迫るヴィニシウス [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、改めてクラブへの愛情を語った。21日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
現在21歳のヴィニシウスは母国のフラメンゴでのプレーを経て2018年7月にレアル・マドリードに加入。キレのあるドリブル突破を武器に同クラブでここまで公式戦170試合に出場し、36ゴール43アシストを記録。数々のタイトル獲得に貢献している。とりわけ21-22シーズンは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝リヴァプール戦で決勝点を記録するなど、公式戦52試合で22ゴール20アシストを記録する大活躍を見せた。
先日、レアル・マドリードと契約延長に近付いていることが伝えられたヴィニシウス。年棒1000万ユーロ(約14億円)+ボーナスという条件での2026年までの契約、または年棒1200万ユーロ(約17億円)での2027年までの契約どちらかが締結される見込みとのことで、一部報道によると契約解除金は10億ユーロ(約1400億円)にまで上る模様だ。
ヴィニシウスに対しては、パリ・サンジェルマン(PSG)が年棒4000万ユーロ(約56億円)という内容の獲得オファーを提示したと伝えられているが、同選手はこれを拒否し、レアル・マドリードとの契約延長を選択したとされている。母国ブラジルでの休暇中にテレビ番組『Bem, Amigos!』の取材に応じたヴィニシウスは、契約延長を選択した理由について「レアル・マドリードは世界最高のクラブで、僕はここでプレーし続けたいと思っているよ」と語り、改めてクラブへの愛情を示した。
ブラジル代表でも主力に定着し、14試合に出場しているヴィニシウスは、11月に控えるFIFAワールドカップカタール2022での活躍も期待されている。ブラジル代表とレアル・マドリードでの役割の違いについて、次のように語っている。
「ブラジル代表ではより高い位置でプレーしている。チッチ(ブラジル代表監督)は僕に攻撃面で多くの要求をしているよ。レアル・マドリードでは少し後ろに下がってプレーをしているよ」
2022-23シーズンの更なる活躍が期待されるヴィニシウス。近日中にもレアル・マドリードとの新契約が締結され、7月に正式発表される見通しとなっている。
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By サッカーキング編集部
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