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マジョルカ指揮官、久保建英へのラフプレーを批判「レアルは6分で10人になるべきだった」

2022.03.20

[写真]=ムツ カワモリ

 MF久保建英が所属するマジョルカのルイス・ガルシア・プラサ監督が、14日に行われたラ・リーガ第28節レアル・マドリード戦(●0-3)の判定に対する不満を語った。19日にスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 同試合の試合開始6分過ぎ、マジョルカ陣内でルーズボールをめぐる激しいバトルが繰り広げられた際、久保が相手FWロドリゴから肘打ちを受ける場面があった。ロドリゴの腕が2度直撃した久保はピッチに倒れ込んだが、ロドリゴに対する警告はなかった。

 一方で同試合の30分には、マジョルカのDFパブロ・マフェオがレアル・マドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールに対して足裏を見せた危険なタックルを入れる場面もあったが、こちらもお咎めなしに終わっていた。ガルシア監督は「マフェオのタックルはレッドカードだったと思う」と認めつつ、「6分で10人になるべきだったのはレアル・マドリードの方だ」と主張。「ロドリゴはタケを2回殴った」と、久保に対するロドリゴのラフプレーを批判している。

 また、ガルシア監督は次のようにも語り、マフェオに対する非難は度を越していると同選手を擁護した。

「人々はマフェオに厳しすぎるのではないかと思う。彼は人殺しと罵られている。マジョルカの選手が犯罪者扱いを受けるのはもうたくさんだ。我々は選手を6カ月欠く(※前十字じん帯断裂のイニゴ・ルイス・デ・ガラレタ)ことになったが、(ケガを負わせたベティスの)ビクトル・ルイスを“人殺し”と呼んだことはないし、彼に危害を加えると脅迫したこともない。ガラレタ本人も何も言っていない。マフェオは(批判で)ぼろぼろになったと思うが、彼はそれに値しない。フェアな扱いではない」

 レアル・マドリードに敗れて5連敗となった17位マジョルカは、20日にアウェイで12位エスパニョールと対戦する。

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By サッカーキング編集部

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