7季ぶりのリーガ制覇を達成したアトレティコ・マドリード [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ最終節が22日に行われ、バジャドリードとアトレティコ・マドリードが対戦した。
7シーズンぶりの優勝が目前に迫る首位アトレティコ・マドリードが降格圏19位のバジャドリードのホームに乗り込んだ。アトレティコ・マドリードは勝てば文句なしの優勝、引き分けでもレアル・マドリードが引き分け以下なら優勝が決まる。バジャドリードは残留のためには勝利が最低条件となる。
試合を動かしたのはバジャドリードだった。18分、自陣エリア付近でボールを奪い、カウンターを仕掛けると、相手最終ラインの裏へ抜けたオスカル・プラノがGKヤン・オブラクと1対1になる。これを右足で冷静にゴール右下に沈め、先制に成功した。
1点のビハインドを背負ったアトレティコ・マドリードは27分、コケのクロスからエリア内のホセ・ヒメネスが合わせるが、これはGKにセーブされた。さらにアトレティコ・マドリードは33分にチャンス。CKからコケがクロスを上げると、これにフェリペがヘディングで合わせる。しかし、わずかにゴールの上に外れ、同点弾とはならなかった。
後半へ折り返したアトレティコ・マドリードは50分、右サイドでFKを獲得すると、クロスにホセ・ヒメネスがヘディングで合わせる。しかし、これも枠を捉えることはできない。アトレティコ・マドリードは57分、試合を振り出しに戻す。エリア手前でボールを受けたアンヘル・コレアが相手ディフェンダーを細かいドリブルで交わし、右足のつま先で鋭いシュート。これがゴール右下に吸い込まれた。
アトレティコは10分後の67分、逆転弾を奪う。ルイス・スアレスが相手最終ラインの裏へ抜け、ゴールへ独走。GKと1対1になると、左足でゴール左下に流し込んだ。
試合はこのまま終了。アトレティコ・マドリードが逆転勝利を収め、2013-2014シーズン以来、7シーズンぶり11回目のリーガ・エスパニョーラ制覇を達成した。敗れたバジャドリードは19位で降格が決定。同クラブは来季、4シーズンぶりに2部で戦うこととなる。
【スコア】
バジャドリード 1-2 アトレティコ・マドリード
【得点者】
1-0 18分 オスカル・プラノ(バジャドリード)
1-1 57分 アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード)
1-2 67分 ルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)
Lagrimas de campeón. 😍
¡Eres enorme, @LuisSuarez9! ❤#LaLigaSantander #HayQueVivirla pic.twitter.com/UahLY14K73
— LaLiga (@LaLiga) May 22, 2021
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト