バルセロナに所属するセルジ・ロベルト [写真]=Getty Images
バルセロナは今夏にスペイン代表DFセルジ・ロベルトを売却することを検討しているようだ。20日、スペイン紙『Sport』が伝えている。
現在29歳のS・ロベルトは14歳からバルセロナに在籍する生え抜きプレーヤーで、2010年11月のトップチームデビューを果たした。これまでクラブ通算では公式戦304試合に出場し、10ゴール36アシストを記録。今季は右太もも大腿直筋を断裂し、長期離脱を余儀なくされるなど、公式戦20試合出場で1ゴール2アシストを記録するにとどまっている。
現行契約は2022年6月30日までとなっているS・ロベルトは今夏には残り1年となる。これまでバルセロナ一筋でプレーしてきた同選手だが、クラブは売却を検討しているという。報道によると、来シーズンに向けて重要な決断を下し始めたジョアン・ラポルタ会長は、同選手のバルセロナでの時間は終わったと考えている模様で、来夏にはフリーで退団することになるため、今夏の売却を望んでいることが伝えられている。
なお、スペイン紙『マルカ』によると、現時点でS・ロベルト獲得を熱望しているクラブはないという。そのため、クラブとしては移籍先が見つからずに、来夏にフリーで退団することがないように同選手との契約を延長する可能性もあるようだ。
By サッカーキング編集部
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