メッシを称賛したバルセロナのクーマン監督 [写真]=Getty Images
バルセロナのロナルド・クーマン監督が16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節のセルタ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
3位バルセロナは本拠地『カンプ・ノウ』にセルタを迎えた。逆転優勝を目指すバルセロナにとって絶対に勝たなければいけない試合だった。だが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴールで幸先よく先制したものの、前半のうちに追いつかれてしまう。後半もバルセロナがセルタのゴールに迫ったが追加点をあげることができない。すると、フランス代表DFクレマン・ラングレがこの日2枚目のカードで退場を強いられ、数的不利となったバルセロナは終了間際に失点。1-2でセルタに敗れた。
指揮官は逆転優勝の望みが絶たれた結果を受けて、この試合が今シーズン中に起こった、多くの出来事を反映していると語った。
「前半について言えば、これまでに何度も起こってきたことが反映されている。我々は良いプレーをしてチャンスを得ていたが、相手に一回の攻撃で決められてしまった。後半はあまり良くなかった。最終的に1-2だったが、このようなことは、運がないときにいつも起こることだ」
また、自身の去就については言及を避けた。
「この結果が自分の将来にどのような影響を与えるかについては以前、自分の考えを述べたので、答えるつもりはない」
さらに、指揮官はメッシがゴール前で行なったプレーの重要性について語った。
「メッシは今でも世界最高の選手だ。彼なしではプレーできないことを今日証明してくれた。彼は、今季30ゴールをあげてチームに多くの得点をもたらしたね。これは彼の問題でもある。私やクラブとしては、彼が残留してくれることを願っているよ。彼がいなければ、誰が多くのゴールを決めるのか疑問が残るからね」