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「主人公は選手でなければならない」 ビジャレアル指揮官、主審のジャッジに辟易

2021.05.10

指示を出すウナイ・エメリ監督[写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第35節が9日に行われ、ビジャレアルセルタが対戦した。ヨーロッパリーグの出場権獲得を目指す6位ビジャレアルにとって勝ち点3を是が非でも手にしたい試合だったが、両チーム合わせて3枚のレッドカードと3回のPKが与えられる大荒れの展開となり、ビジャレアルは手痛い敗北を喫した。 

 ビジャレアルウナイ・エメリ監督は、主審の判定が結果を必然的に左右したと断言した。クラブ公式サイトが9日付けで伝えている。

「試合の分析は、レフェリーの判定によって条件付けられるが、それ以上に魅力的な試合展開となった。しかし先制点のプレーでは、マヌエル・トリゲロスに前もってファウルがあった。VARは、そのプレーがファウルであることをコールしたが、レフェリーは最初の判断に固執したんだ。我々はこれでバランスを崩してしまったように思う」

「その後、我々が挽回したところでペナルティが発生した。エティエンヌ・カプエがクリアした後、セルヒオ・アセンホウーゴ・マジョが衝突したんだ。レフェリーはペナルティを課したが、映像がそれを物語っている。我々はそこから立ち直ろうとしたが、精神的に難しかった。無力感に苛まれたよ」 

 また同監督は、ジャッジが正確に行われていた場合、名勝負になっていた可能性があると語った。

「主人公は選手でなければならない。VARはその手助けをしてくれる。映像は、試合での決定的なアクションを収めるもので、判断するのはレフェリーだ。悔しさがこみ上げてくるよ。しかし、我々の手に負えない決定事項なので、冷静にならなければならない」 

 最後に、ヨーロッパリーグ出場に向けて失った勝ち点3の重要性を強調した。

「両チームにとって重要な試合だった。チームは、好調だったセルタに対して良い結果を出す準備ができていた」 

 次節ビジャレアルはアウェイで17位のバジャドリードと対戦する。

By サッカーキング編集部

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