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タイトル獲得に暗雲? レアル・マドリード対ビジャレアル戦の主審を巡る因縁

2020.07.15

レアル・マドリード対ビジャレアル戦を担当するエルナンデス・エルナンデス主審 [写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)第37節各試合の担当審判が発表され、レアル・マドリードの優勝がかかるビジャレアル戦はアレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス主審が裁くことになった。スペイン大手紙『マルカ』電子版によると、この主審はレアル・マドリードにとって因縁浅からぬ相手だという。

 エルナンデス・エルナンデス主審がレアル・マドリードの試合を裁く時は何かと物議を醸すことが多く、今シーズン第25節のレバンテ戦(1-0でレバンテ勝利)を裁いた際には、試合開始早々にイエローカードを提示されたセルヒオ・ラモスが「『俺との間に個人的な問題があるのか?』と尋ねたけど取り合ってもらえなかった」と語るなど、選手たちも彼のジャッジには不満を抱いている。

 ちなみにS・ラモスは、エルナンデス・エルナンデス主審が裁いた過去のクラシコで2度にわたって退場処分を受けている。彼にとっては“天敵”とも言える存在だ。

 また、『マルカ』電子版は「MisterChip」のハンドルネームを使って様々なデータを紹介しているスポーツジャーナリスト、アレクシス・マルティン・タマジョ氏のツイートを引用し、エルナンデス・エルナンデス主審が裁いたレアル・マドリードの過去10試合の成績を紹介。驚くことに、レアル・マドリードは2勝3分け5敗と大きく負け越している。

 ビジャレアル戦に勝利すればラ・リーガ優勝が決まるレアル・マドリードだが、相性の悪い主審が裁くこの試合はどんな結末を迎えるだろうか。

By サッカーキング編集部

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