メッシ(左)の活躍でバルセロナがバジャドリードに勝利 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第11節が29日に行われ、バルセロナとバジャドリードが対戦した。
試合は立ち上がりにいきなり動いた。現在リーグ戦4連勝のバルセロナは2分、リオネル・メッシが左サイドから上げたクロスは相手DFに阻まれたが、クリアのこぼれ球をクレマン・ラングレが左足ダイレクトボレーで叩き込んで先制点を挙げた。
5試合無敗のバジャドリードは15分、左サイドのFKでミチェル・エレーロがゴールへ向かうボールを入れると、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの弾いたボールを、キコ・オリバスが押し込んで、試合を振り出しに戻した。
しかしバルセロナは30分、リオネル・メッシがエリア内へ浮き球パスを送り、飛び出したアルトゥーロ・ビダルが右足ダイレクトで合わせて再びリード。さらに34分にはメッシがエリア前右のFKで完璧な弧を描いたシュートをゴール右上隅に沈めて2点差に広げた。なお、メッシはリーグ戦3試合連続ゴールとなった。
後半に入って75分、イヴァン・ラキティッチがエリア左へダイレクトパスを送ると、メッシが反転から左足を振り抜いて追加点。直後の77分にはメッシがエリア右へスルーパスを送り、ルイス・スアレスが右足ダイレクトで流し込んで5点目を挙げた。
試合はこのままタイムアップを迎え、バルセロナが今シーズン3度目の5得点で快勝しリーグ戦5連勝を飾った。敗れたバジャドリードは6試合ぶりの黒星を喫した。
次節、バルセロナは11月2日にアウェイでレバンテと、バジャドリードは同3日にホームで日本代表FW久保建英が所属するマジョルカと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 5-1 バジャドリード
【得点者】
1-0 2分 クレマン・ラングレ(バルセロナ)
1-1 15分 キコ・オリバス(バジャドリード)
2-1 29分 アルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)
3-1 34分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
4-1 75分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
5-1 77分 ルイス・スアレス(バルセロナ)