元バルサMFシャビ、メッシの代表復帰説に言及「遅かれ早かれ彼は…」

　元バルセロナのキャプテンで現在アル・サッドに所属する元スペイン代表MFシャビが、バルセロナFWリオネル・メッシのアルゼンチン代表復帰説について言及した。スペイン紙『マルカ』が19日に報じている。

　2018 FIFAワールドカップ ロシアでアルゼンチン代表はフランス代表に3－4で敗れベスト16で敗退した。メッシはこの大会で4試合1得点と本来の輝きを放つことができず母国から多くの批判を受け、今月には同国の英雄ディエゴ・マラドーナ氏から代表引退を勧められてしまう程に。メッシは大会後、同代表での活動を一時的に休止することを表明。

　シャビは、スペインのラジオでのインタビューに応じ、「メッシが批判されることが非常に不公平に見える」とメッシを擁護し、次のように続けた。

「高い期待を持っている国の代表メンバーとしてプレーすることは容易ではない。アルゼンチンでは長い間マラドーナの時代だった。メッシがアルゼンチンで高い人気を誇ることは非常に難しく、精神的に強くなくてはならない。しかし、メッシは非常に競争力のある人だ。だから、遅かれ早かれ彼はアルゼンチン代表として復帰するだろう。彼は史上最高の選手だ。毎試合出場してほしいし、まだまだ彼は高いレベルでプレーできるよ」

　アルゼンチン代表は2016年のコパ・アメリカ決勝戦でPK戦の末にチリ代表に敗戦し、2大会連続の準優勝に終わった。大会後、メッシは代表引退を表明したものの、その2カ月後に引退発言を撤回し、代表に復帰している。

　メッシの代表復帰が期待されるが、果たして同選手は今後どのような決断をするのだろうか。