2011年夏からレアル・マドリードでプレーしているヴァラン [写真]=Getty Images
2018 FIFA ワールドカップ ロシアを制覇したフランス代表の守備の要であるDFラファエル・ヴァランが、新シーズンからレアル・マドリードの第4キャプテンを務めることが明らかになった。
レアル・マドリードのキャプテンはクラブ在籍年数が重要視され、2005年夏に加入した最古参のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがキャプテン、2007年夏に加入したブラジル代表DFマルセロが第2キャプテン、2009年夏に入団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが第3キャプテン、同じく2009年夏に加入したフランス人FWカリム・ベンゼマが第4キャプテンを務めてきた。
そして今夏、C・ロナウドがユヴェントスに移籍したことに伴い、ベンゼマが第3キャプテンに昇格するとともに、2011年夏に加入したヴァランが第4キャプテンに就任する運びとなった。
これによりレアル・マドリードは、S・ラモスとヴァランの両センターバックが、キャプテンとしてもピッチ上でコンビを組む形になった。また両選手にマルセロも含め、レギュラー4選手のうち3選手がキャプテンで占められることとなったDFラインが、チームのリーダーシップを取る形が一段と鮮明になった。
新たな陣容となったキャプテン4人だが、S・ラモスが32歳、マルセロとベンゼマが30歳といずれもベテランであるのに対し、ヴァランはまだ25歳と若い。これはヴァランがキャプテンとしてのS・ラモスの実質的な後継者であることを意味している。守備に必要なあらゆる要素を高い次元で有し、クリーンかつスマートなスタイルを誇るヴァランは、紳士のクラブを標榜するレアル・マドリードに相応しい。将来のチームリーダーとして、第4キャプテン就任を機に一段の飛躍に期待したい。
文=北村敦