メッシ(手前)がイニエスタ(中央)への思いを改めて語った [写真]=NurPhoto via Getty Images
バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタについて語った。アルゼンチンのテレビ番組での発言を、28日付のスペイン紙『マルカ』が紹介している。
メッシとともに通算32個のクラブタイトルを獲得したイニエスタは、22年間を過ごしたバルセロナを今シーズン限りで退団。2018 FIFAワールドカップ ロシア終了後、Jリーグのヴィッセル神戸でプレーすることが決定している。
母国メディアのインタビューに登場したメッシは、イニエスタのバルセロナ退団について改めて聞かれると「彼の不在を寂しく感じるのは僕だけじゃない。サッカー界がそう感じるだろう」とコメント。「僕は毎日会って、彼と練習して、彼と一緒にプレーしてきたんだ。大きな喪失感を覚えることになるのは間違いない。彼は替えがきかない存在なんだ」と続け、寂しさを露わにした。
一方でメッシは、自身が他クラブでプレーする可能性についても言及。ヨーロッパでのプレーについては「バルセロナが唯一のクラブになるだろう」と語った。また、ヨーロッパ以外でのプレーについては以下のようにコメントしている。
「常に『いつかはアルゼンチンでプレーしたい』と言ってきた。実現するかはわからないけど、今も考えは頭の中にあるんだよ。そうなるなら、クラブはもちろんニューウェルズだ」
少年時代を過ごしたクラブを唯一の候補に挙げたメッシは「最低でも6カ月はそこでプレーしたいね。ただ、これから何が起こるかは、全くわからないと言えるよ」と語っていた。
(記事/Footmedia)