2018.02.28

主人公は聴覚と視覚を失った男性…“カタルーニャ・ダービー“の裏で心温まる物語

バルセロナ
バルサに所属するミナ(左)は障害者へのサポートを約束
サッカー総合情報サイト

 24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節バルセロナ対ジローナの“カタルーニャ・ダービー“の裏で、心温まるストーリーが展開されていた。

 物語の主人公は、コロンビア人のジョゼ・リチャード・ガレゴさん(36歳)。ガレゴさんはアッシャー症候群という病気を発症して、9歳の時に聴覚を、15歳の時に視覚を失い、普通に生活することさえ困難になった。しかし、ガレゴさんの話を聞いたセザール・ダザさん(41歳)が、彼を障害者支援プロジェクト「Sin Limites SC(sinlimitessc.org)」に招き入れる。

 2人は、障害を持つ人がサッカーを楽しめるように、手を使ってボードの上でサッカーを理解する新しい観戦方法を開発。その後、2人はコロンビアのサッカークラブのスタジアムでその観戦方法を実際に行って見せ、観客から称賛の声を受けた。

 このニュースを聞いたリーガ・エスパニョーラとバルセロナは、2人を“カタルーニャ・ダービー“に招待。最終スコア6-1のバルセロナの勝利で幕を閉じた試合の後、ガレゴさんとダザさんはバルセロナのコロンビア代表DFジェリー・ミナ、ジローナの同代表DFヨハン・モヒカとコロンビア人DFベルナルド・エスピノサと面会。プロサッカー選手の3人は、サッカーを愛するものとして、困難に立ち向かう2人をサポートすると約束したという。

バルセロナ

カンプ・ノウで試合を楽しんだガレゴさん(左)とダザさん(右)

 夢のような体験をしたガレゴさんは、試合後に喜びを爆発させた。「カンプ・ノウにいるなんて想像できなかったよ。セザールの目を通して、素晴らしいスペクタクルなものを見ることができた。人々から手厚い歓迎を受け、光を感じることができたんだ。それに、ジェリーやヨハンのような素晴らしい選手と会うことができて、言葉で言い表せないほどの感銘を受けている」

 また、ダザさんはリーガ・エスパニョーラとバルセロナへの感謝を口にした。「私たちは、平和と調和のメッセージを届けるために、ラ・リーガの助けを借りてコロンビアからヨーロッパに来た。世界にまた一歩近づいたね」

(記事協力:ラ・リーガ)

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