コウチーニョが古巣との一戦でバルサデビュー [写真]=Getty Images
コパ・デル・レイ(国王杯)準々決勝セカンドレグが25日に行われ、バルセロナはホームでエスパニョールと対戦した。
ファーストレグは敵地で0-1の完封負けを喫したバルセロナ。ホームでの逆転突破に向けて、リオネル・メッシやルイス・スアレス、アンドレス・イニエスタらが先発出場し、初めてメンバー入りした新加入のフィリペ・コウチーニョとジェリー・ミナはベンチスタートとなった。

初のメンバー入りとなった新加入のコウチーニョ [写真]=Getty Images
試合は開始9分にバルセロナが先制点を決め、いきなり2戦合計で1-1に追いつく。右サイドのアレイクス・ビダルが鋭いクロスを送ると、ゴール前でフリーとなったL・スアレスがダイビングヘッドで合わせて、先制のゴールネットを揺らした。

先制点を決めたL・スアレス。今季公式戦17点目となった [写真]=Getty Images
さらに25分には、エリア手前右でボールを奪い返したメッシが、そのまま左足を振り抜くと、シュートは相手選手に当たってコースが代わり、ゴール右に決まった。メッシのカンプ・ノウ通算4000得点目で、バルセロナが2戦合計で逆転に成功した。
⚽👏 メッシが決めたゴールが、カンプノウでの公式戦における 通算4.000ゴール目となった。 🔴🔵 #ForçaBarça pic.twitter.com/cGnIQVYrs7
— FC Barcelona (@fcbarcelona_jp) January 25, 2018
2点リードで折り返したバルセロナは68分、イニエスタを下げてコウチーニョを送り出す。加入後、負傷離脱を強いられていたコウチーニョが待望のバルサデビュー。直後の70分には巧みなステップで相手のファールを誘い、FKを獲得してさっそくファンを沸かせた。

コウチーニョ(左)が2012年にレンタルで加入した古巣エスパニョールとの一戦でバルサデビューを飾った [写真]=Getty Images
75分にはメッシのパスをエリア左で受けたコウチーニョが折り返し、中央のL・スアレスが左足シュート、さらにイヴァン・ラキティッチがこぼれ球に詰めたが、どちらも相手GKの好セーブに阻まれた。バルセロナは後半に入って追加点こそなかったが、相手の反撃を許さずこのままタイムアップ。2-0の勝利を収め、逆転で準決勝に駒を進めた。