2017.10.20

「ホーム以上の存在」…ロナウジーニョ、愛情注いだバルサの思い出語る

ロナウジーニョ
インタビューを受けるロナウジーニョ(左) [写真]=TV3
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 今年2月にバルセロナのアンバサダーに就任した元ブラジル代表FWロナウジーニョ。日曜日にスペインのテレビ局『TV3』の番組『Quan s’apaguen els llums』でインタビューに応じ、これまでの人生を振り返った。

 サッカー選手としてあらゆるタイトルを勝ち取った37歳は、すべての夢が叶ったと感じている。「自分が一番好きなサッカーで、家族や友人をサポートすることができたのは幸運だった。7歳のときからずっとプレーしてきたけど、サッカー以外の人生もあることも知り、今はそれを最大限に楽しんでいるんだ」。

 以前スペイン紙『ムンドデポルティーボ』の独占インタビューを受けた際、バルセロナ退団の理由を「バルセロナで叶えたい夢はもうすべて実現させていたから、新しい目標が必要だったんだ」と自分で下した決断だったと応えていた。

 ロナウジーニョのチーム残留を望んでいたジョゼップ・グアルディオラ監督については「いつも優しく接してくれる人だった。彼の弟・ペレがナイキで仕事をしていたため、ペップのこともよく知っていた。僕は誰とでも、包み隠さず率直に話をする人間だよ」と話している。

 今回のインタビューでは、退団を決意した理由にも改めて触れている。「勝利を求めてプレーすることに疲れていたんじゃない。誰でも同じだと思うけど、何か新しいこと、新たな目標が必要だったんだ。立ち止まることなく、前に進みたかった」。バルセロナに残れば、より多くのタイトルを手にするチャンスがあったのではないかと聞かれると「サッカーの世界で常に勝ち続けることはできない。タイミングがある」と話した。

ロナウジーニョ

かつてバルセロナで一時代を築いたロナウジーニョとグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images


 ロナウジーニョは数多くのバルセロナでの思い出の中から、デビューした日のことを完璧な夜だったと振り返る。彼が初めて本拠地カンプ・ノウのピッチに立った2003年9月3日のセビージャ戦は、代表戦の関係により深夜0時5分のキックオフだった。

 深夜の試合を盛り上げるため、クラブからファンにアンダルシア名物のガスパチョ(冷静スープ)を振る舞われたことで、“ガスパチョの夜”と呼ばれる試合だ。「僕はそれが何なのか分かっていなかった。周囲がガスパチョについて話をしていたことには気づいていたけど、“ガスパチョってなんだ?”と思いながら、誰にも聞かずにただ黙っていたんだ」。ロナウジーニョは笑みを浮かべながら話している。

 ロナウジーニョは、現在のメースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについても口を開いた。「トップチームに上がってきたときには、まだ“幼い少年”という存在だった。でも今は、とても大切な友人だよ。偉大な選手で、素晴らしい人間でもある。彼の初ゴールをアシストすることができて、とても嬉しかったのを覚えている。当時から、みんないつか彼が世界一の選手になると思っていた。彼の今の姿をとても嬉しく思うし、これからも世界最高であり続けてくれることを願っている」。

 メッシをそのように褒め称える同選手だが、“歴史上最高”という表現は避けた。「サッカーというスポーツは、その時代に対応しているものだ。(元ブラジル代表FW)ペレはペレの時代を作り、(元アルゼンチン代表FW)ディエゴ・マラドーナや(元ブラジル代表FW)ロマーリオも同様であったと思う」。

ロナウジーニョ メッシ

バルセロナのともにプレーしたメッシとロナウジーニョ [写真]=Getty Images


 またロナウジーニョは、これまで在籍した全てのチームで愛情を感じ、素晴らしい思い出を得ることができたという。しかし、バルセロナだけはやはり特別だったようだ。「あそこは僕にとって、自分のホーム以上の存在だ。これまでも心が離れたことは一度もないよ」と、心の底から愛情を示している。

(記事提供:ムンドデポルティーボ日本語版

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